2016-04-28 第190回国会 衆議院 本会議 第29号
三点目として、我々国会に籍を置く者は、日本の将来にも思いをいたし、我が国議会政治の基盤をより強化することを議論の基本に据え、国会がその機能を十分発揮する視点から、二院制のあり方や衆議院の権限、運用の問題を初め、議員の選出方法など、選挙制度全般について引き続き議論を深めていく必要があると思っております。これらを踏まえて、検討条項が置かれたことも妥当なものであると私は考えております。
三点目として、我々国会に籍を置く者は、日本の将来にも思いをいたし、我が国議会政治の基盤をより強化することを議論の基本に据え、国会がその機能を十分発揮する視点から、二院制のあり方や衆議院の権限、運用の問題を初め、議員の選出方法など、選挙制度全般について引き続き議論を深めていく必要があると思っております。これらを踏まえて、検討条項が置かれたことも妥当なものであると私は考えております。
二院制のあり方や衆議院の権限、運用の問題を初め、議員の選出方法など選挙制度全般について、引き続き議論を深めていく必要があることから、妥当なものであると考えます。 このように、与党案は、その全体構成において、司法の要請との関係、激変緩和の経過的な措置、国民主権との関係、検討条項について十分吟味されているものであり、私は高く評価をいたすものであります。
いずれにしても、各国いろんな選挙制度全般の中での投票の仕組みでございますので、直ちに同じことができるのかどうかといった面はいろいろあろうかと思いますが、私ども承知している限りでは、そんな状況でございます。
つまり、区割りに限らず、選挙制度全般にわたって国会議員から独立した第三者的なやっぱり機関が不可欠だという趣旨なんだろうと思うんです。このことについて、大臣、どのようにお受け止めになっているか、お伺いしたいと思います。
参議院では、御承知のように、選挙制度改革に関する協議会で選挙制度全般にわたって協議してまいりました。その結果、次回の選挙では非拘束名簿式は導入しないということが自民党を含む全会派の合意となりました。これは参議院全体の意思であります。 まず、総理に伺いますけれども、総理はこの事実を否定するんですか、どうですか。
全国会議員にかかわる、しかもまた選挙制度全般にかかわる極めて重要な法案でございます。そういう立場から、与野党含めて、あり方を模索する選挙制度協議会ができて、今審議の最中である、このことを極めて重視しなければならないというふうに受けとめることが第一でなければならないと思います。 第二の問題は、そもそも国会の会期延長のルールに反しておるというふうに言わなきゃいけないと思うのです。
○国務大臣(山花貞夫君) 今御指摘のとおり、定数の問題、とりわけ地方の定数の問題につきましては、選挙制度全般について議論をする以前から定数の格差是正においても大きなテーマとなっておったところと承知をしております。
ところが、今この政治改革法案が参議院に来たばかりの時点で既に五十九条云々ということを言っておられますけれども、これは総理、こういうこれからの選挙制度全般、あるいはそれがひいては議院の運営にもかかわるような基本的な問題を、しかも今議論を始めたところで、五十九条で何でもとにかくやってしまうんだというようなことは少しおかしいんじゃないかというふうに私ども思います。
「政党の政治活動の公明化を図り、選挙の公正を確保するためには、選挙制度全般について検討を加え、すみやかに政党本位の選挙制度を確立する必要があり、政治資金の規正等に関する改善もその一環として行なわれなければならない」。同じことを何度言やいいのかと言いたいほどあります。そして、ずっとある中で、こういうことがありますね。
○吉田(弘)政府委員 第七次の諮問でございますが、「政党本位の選挙を実現するための選挙制度全般を通ずる根本的改善策を具体的に示されたい。」ということでございます。
もう一つは、一番大きい点は、自民党は羽田理事から申し上げたように、総定数も四百七十一、格差は一対二未満で二人区、三人区解消、こういう国会決議の完全消化という考え方で選挙制度全般の改革を進めようとしているわけであります。これに対して、社会党、公明党、共産党から期せずしてすりかえという表現が出ました。
そういう時の流れの中で、国民の皆さんの世論を受けながら、定数是正だけ取り組めばいいという考え方はもはやあり得ないという認識を持つものでありますし、定数是正も一体に政治改革あるいは選挙制度全般に真剣に取り組んでいくことが大変大事だという認識を持つものであります。
それで、そういう議論をいろいろ討議をいたしました結果、選挙制度全般が政策本位、政党本位の選挙を実現していくという主張と相呼応して、政治資金の問題についても献金は団体に限ることがしかるべきである、こういう見解に到達したわけであります。
第七回の審議会のときには新しいテーマとなりまして、「政党本位の選挙を実現するための選挙制度全般に通ずる根本的改善策を具体的に示されたい。」とありまして、以上三つのテーマを答申、報告と見比べながら実は今度のテーマについて考えさせていただいたわけですが、今回は宇野総理の方からの諮問の内容は、「選挙制度及び政治資金制度の根本的改革のための方策を具体的に示されたい。」
しかしながら、今言った選挙制度全般をどうするかという問題には定数の問題が当然に入っておる、こういう趣旨で申し上げたわけです。
○小林参考人 今、山花先生いろいろおっしゃいましたが、私どもは先ほど申し上げましたとおり、選挙制度全般についての答申をできるだけ急げ、こういうふうに理解をいたしております。したがいまして、定数の問題もその中の一部に当然含まれておるだろうと存じております。
メリット、デメリットいろいろ指摘、もう御案内のとおりかと思いますが、選挙制度全般のあり方とも関連いたしまして、国会、各方面の御意見を徴しながら全体的な立場でこれは検討すべき課題であると承知いたしております。
それでは従来選挙制度審議会があるではないかという御意見もございますが、選挙制度審議会は選挙制度全般についての議論を行うところでございまして、そこへ持ち込みますとまた制度の問題から一からやり直しということになってしまう、それで国会の方とも意見の調整もつかないままに答申が出てくる、国会へ出てくるとそれがずたずたになってしまうというのが過去の経緯であったのではないかと思います。
選挙制度審議会におきましては、総理の諮問に応じまして、公の選挙及び投票の制度に関する重要事項、国会議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数を定める基準及び具体案の作成に関する事項、政党その他の政治団体及び政治資金の制度に関する重要事項、選挙公明化運動の推進に関する重要事項、これらの問題について調査審議をするものと設置法でされておるのでありまして、昭和三十六年以降四十七年まで七次にわたりまして選挙制度全般
本来、総理の諮問機関としての審議会は、言うならば第三者的な立場からこの問題等も含めて選挙制度全般について常に提言を行う、そういう任務があるんだろうと思うのであります。
ただ、金がかかり過ぎるという、このことでございますが、先般の本会議の質問の中にもあったわけでありますが、金がかかり過ぎるのではなく金をかけ過ぎるのではないかと、こういう御主張がありましたが、全く私どももそのことは正しいと思うんでありますが、それならば、どうして金のかからない選挙をすればいいのか、そのためにどうすればいいかと、このことは、この制度だけじゃなくて、選挙制度全般にかかるところの問題だと思うのであります
改正案の趣旨、憲法との関係等につきましては提案者から答弁がありましたので、私から定数是正、政党法等の選挙制度全般にかかわる事項についてお答えをいたします。